3月の近況

引っ越し

最近諸事情あって引っ越しをした。都内で10km程度の移動距離ではあったが、引っ越し直前は片付かない荷物の山を眺めて絶望したりしていた。

新居は日当たりを重視して選んだ。前の部屋はマンションの一階で隣にも建物が立っていて全然陽の光が入ってこなかった。家賃は安かったしいわゆる分譲賃貸だったので設備は整っていて、それ以外の条件は良かった。まだコロナウイルス流行前だったこともあり、日中はどうせ仕事に行っているんだからと日当たりは妥協したのだけどまさかこんなことになるとは。勤務先が在宅勤務に移行し、結局日中の大半を陽光の遮られたワンルームで過ごすことになってしまった。

朝日を浴びないとそもそも朝スッキリ起きられない。これは人にもよるのかもしれない。夜型の人はあんまりこういうのは気にしないのだろうか。僕の場合は、ベッドで目が覚めてから起き上がるまでに非常に長い時間がかかったし、休日の午前中は寝つぶしてしまうことが多かった。気分が落ちないように昼間は意図的に長めに外を散歩するようにしていた(在宅勤務なのでそうしないとずっと家にこもってしまうことになる)。夏場でさえ外に干した洗濯物はしっかりとは乾かず、浴室乾燥機に頼る生活が続いていた。浴室乾燥機の吸気フィルターに少しずつ溜まっていく埃を眺めながら、ここには長くは住めないと思うようになった。

新居はマンションの上層階で真南に面している。東側にも窓があり、朝はそこから強烈な陽の光が刺してくる。毎朝部屋が明るくなると、急にスイッチが入ったように目がはっきりと覚める。とても良い。

引っ越してから順調に暮らしていたわけだけど、つい先日腰をやってしまった。特に前触れはなく、洗い物をしようとほんの少し身を屈めた時にピキッと電撃が走り、痛みが襲ってきた。起き上がれないような腰痛ではなく、実際部屋を歩き回ったり椅子に座って仕事はできていた。しかし、昼食を取ろうと外に出たところちゃんとした距離を歩くのが困難なことに気づいた。その日は家のすぐ近くで食事を調達しずっとベッドの上にPCを持ち込んで仕事をしていた。

そんな状態が2、3日続いた。整形外科に行ったところぎっくり腰の手前のような状態という、よくわからない診断をされた。一応レントゲンも取ったし大きな異常はなかったということではある。僕の骨格上、腰回りの筋肉に歪な負荷が溜まりやすくなっているというような説明を受けた。ストレッチの仕方を教わり、湿布をもらって帰宅した。その後だんだんと痛みは和らぎ普通の生活に戻れている。

この話を美容室のお兄さんにしたところ、筋トレを勧められた(僕はかなりの痩せ型体型なのだが、そのようなタイプは筋肉をつけたら改善するらしい、本当か?)。もう良い年齢になってきたので自分の体の状態に自覚的になる必要があるのかもしれない。

やりたいことがたくさんある

やりたいことがたくさんある。プログラミングや統計など勉強したいことはたくさんあるし、ようやく暖かくなってきたので外を出歩いてお酒を飲んだりしたい。本も読みたいし音楽も聴きたい。ワーク・ライフバランスを取らないといけないし、ライフの中でも物事のバランスを取らないといけない。漫然と過ごして貴重な時間を意味のないこと(Twitter のタイムラインを遡る作業など)に費やしすぎないようにしたい。

最近読んだ本

純粋に面白かった。チープな叙述トリックではなく、シンプルにミステリーとして面白い。こういう小説が良い。