今週の雑多な日記

クリーニング

勤め先がハウスクリーニング業者のクーポンをくれたので、エアコンのクリーニングに使ってみた。自分が在宅勤務している横でおじさんがせっせと掃除をしてくれ、なにやら写真もパシャパシャと撮っているようであった。1時間半くらいしてクリーニングが終わり、内部のビフォーアフターを見せてもらったが、ビフォーは非常に悍ましい光景だった。カビと埃が溜まっていたらしい。こんなのを吸っていたのかと思うと恐ろしいが、別に健康被害は出ていなかったので、これくらいは大丈夫なのかも知れず、単にクリーニング効果の広告としての役割なのかも知れない。

しかし、おじさんが一生懸命掃除をしている横で、自分が(他に居場所がなかったので)ベッドにPCを持ち込んで仕事をしているというのが果たして世界の正しい姿なのだろうか。

エアコン本体と室外機の掃除で2万円少しかかり、そこからクーポンで割り引かれて負担は約一万円。お得だった。

人違い

時々会う高校の友人たちと忘年会のようなものをした。一人で入店したら店の入り口で案内待ちをしていた男性に「久しぶり!」と声をかけられ、ぱっと見で友人の一人と背格好が似ていたのであいさつを返してしまった。しかしよく見ると記憶の中の友人より全然髪が短く、髪を切ったとして果たしてこうなるだろうかと1分くらいチラ見しながら想像していたが、どう考えても別人だった。相手もこちらをチラチラ見ていたが人違いに気づいたのか言葉を発しなくなり、お互い気まずい時間を過ごすことになった。ついにあちらはそろりと店から出ていってしまった。

会議

最近自分のチームでミーティングを減らそうという動きが出て、無駄な会議がかなり減った。自分としては深い集中が必要な実装をしやすくなったし、ランチや休憩のタイミングの自由度が上がったので良い動きだと思っている。そもそも自分は裁量労働制なので、いつ働いても良いのだが、ミーティングが日中にあると結局普通の9時5時みたいな働き方になってしまうのが不満だった。やる気があるときに集中力を要する仕事をするのが一番効率が良い。

その反動として、リモートワークなこともあって相対的に人と話す機会が減ってしまい、コミュニケーションが下手になった感覚はある。たまにミーティングをすると、対話のボールをあらぬ方向に投げたり、相手のボールをグローブにうまく収められなかったりすることが増えた。いや、これは生来のもので、人と話す機会が減った分下手さを意識するようになっただけなのかも知れない。

老い

MONKEY という雑誌を購読している。翻訳家の柴田元幸さんが作っている雑誌で季節に一冊のペースで刊行されている。テーマはその時々で、日本の作家の文章や海外作家の翻訳が色々読める。僕はポール・オースターの翻訳をいつもしているということで柴田さんを知り、この雑誌も手にとるようになった。出るペースがゆっくりなので暇な時に少しずつ読めるのも良い。

今月のテーマは老い。最近は他人事ではいられないし、老いについて考えてしまうこと自体が老いの兆候なのだろう。

クリスマス

クリスマスは妻と過ごした。インターネットではあまりプライベートを書いてこなかったが、先日結婚して一年になったのでこのブログくらいには書いておこうと思う。クリスマスプレゼントにはランニングシューズを買ってもらった。